Xmanager：WindowsにXの力を持ち込む

Xmanagerは業界をリードするPC Xサーバであり、Xアプリケーションの強力な機能をWindows環境に導入することができます。Xmanagerを使用すると、リモートUNIXベースのマシンにインストールされたXアプリケーションをWindowsアプリケーションとシームレスに並列に実行できます。リモートおよび仮想化されたUNIXおよびLinux環境に安全にアクセスするための強力なセッション管理コンソール、使いやすいXアプリケーションイニシエータ、Xサーバプロファイル管理ツール、SSHモジュール、および高性能なPC Xサーバを提供します。

優れたパフォーマンス

PC Xサーバを使用する際には、精度と速度が重要です。XmanagerはX 11 R 7.7ベースの高性能Xサーバで、さまざまなX拡張をサポートし、可用性を最大化します。最大256個のXクライアント接続をサポートすることで、ほとんど制限されない強力な機能を実現できます。

WindowsとUNIX/Linuxの統合

Xmanagerを使用すると、UNIX/Linuxデスクトップ環境全体をWindows PCに導入できます。または組み込みのXstartツールを使用して単一のXアプリケーションにすばやくアクセスし、Windowsアプリケーションと並行して実行させることもできます。

共有Xアプリケーション

UNIXサーバシステム上で実行されるXアプリケーション（CAD/GISなど）は、Xmanagerを介して複数人で共有できます。ネットワークインフラストラクチャを最適化しながら、セキュリティを最大化します。

直感的なラベルインタフェース

Xmanagerは直感的なラベルインタフェースを採用しており、セッション管理を容易にしています。複数のセッションを同時に実行し、ディスプレイのスペースを活用できます。簡単なドラッグ＆ドロップ操作でビューを調整し、理想的なワークステーションを構築します。

認証プロファイル

認証プロファイルは保存されている認証変数のセットで、任意のセッションファイルにすばやく適用できます。複数のセッションの認証情報が同じである場合は、認証プロファイルを選択するだけで、セッションごとに認証情報を繰り返し入力する必要はありません。また、会社のポリシーなどの理由で認証情報が変更された場合は、影響を受けるすべてのセッションの認証情報を簡単に変更するために、認証プロファイルを1回編集するだけです。

主な機能

1. 認証プロファイル
2. Windows通知
3. VNCサポート
4. 最新のLinuxサポート
5. RDPサポート
6. セッションマネージャ
7. ドッキング可能なユーザーインタフェース
8. 5ボタンマウスのサポート
9. WindowsターミナルサーバとCitrix MetaFrameのサポート
10. サイレントインストール
11. Xshell/Xftpセッションの管理
12. ラベル環境
13. BDF、PCFフォントタイプサポート
14. 自動フォント置換
15. 各言語およびXアプリケーション用の追加フォントパッケージ
16. セッションフィルタリング

接続と起動

1. X 11 R 7.7ベースの高性能Xサーバ
2. 踏み板ホストエージェント
3. RANDR拡張
4. IPv 6サポート
5. XINERAMA拡張
6. GLX（OpenGL 1.2）サポート
7. 複数のXstart、XDMCP、Xshell、Xftpセッションの管理
8. XDMCP、SSH、RSH、REXEC、RLGIN、TELNETをサポートする
9. モニタあたり最大256クライアントをサポート
10. XRenderサポート
11. マルチサーバ構成
12. マルチユーザサポート
13. マルチディスプレイのサポート
14. マルチNICサポート
15. マルチXDMCPセッション
16. フォントサーバーのサポート

VNCサポート

Xmanagerは、XDMCPやXstartセッション、XshellやXftpセッションなどのX 11セッションを管理します。バージョン7では、Microsoftリモートデスクトップ（RDP）プロトコルのサポートを追加しましたが、バージョン8ではVNC（仮想ネットワークコンピューティング）プロトコルのサポートをさらに追加しました。VNCはUNIX、Linux、Windows、MacOSマシンにリモート接続するために使用できます。

踏み板ホストエージェント

Xmanagerの踏み板ホストエージェントでは、中間のSSHサーバを使用して最終ターゲットサーバに接続できます。Open-SSHのTCPトンネルを使用しているため、ファイアウォールやネットワーク構成のために直接接続できないサーバに接続するために使用できます。この機能はSSHプロトコルレベルで実装されているため、中間プロキシサーバでshellを実行する必要はありません。

OpenSSH証明書発行機関の認証

Xmanagerは、OpenSSH証明書発行機構（CAs）を使用してリモートUNIX/Linuxサーバに接続できるようになりました。証明書発行機関が検証した公開鍵を使用することで、サーバ管理者が公開鍵を登録する負担を軽減できます。Xmanagerにより、OpenSSHを利用した簡単な証明書生成とそれに関連する証明書発行機関のインフラストラクチャが容易になります。

使用可能なUNIX/Linuxホストを動的に検索

Xmanagerが起動すると、ネットワーク内のすべてのアクセス可能なホストが動的に検索されます。Xmanagerは自動的に動的セッションを作成するので、サーバごとに個別にセッションを設定する必要はありません。

迅速で便利なXアプリケーション起動（Xstart）

XmanagerのXstartを使用すると、単一のXアプリケーションを迅速かつ効率的に起動できます。XstartセッションファイルはXmanagerで管理でき、よく使用するXアプリケーションに簡単にアクセスできます。

セキュリティ

1. OpenSSH証明書発行機関の認証
2. PKCS＃11とCAPIサポート
3. マスターパスワード
4. GSSAPIサポート
5. 統合SSH 1/SSH 2プロトコルと公開鍵認証
6. 公開鍵作成ウィザード
7. SSH鍵生成ウィザード
8. ホスト・ベースのアクセス制御